
世界の先進国では、豊かな生活環境と引き換えに、うつなどのメンタルヘルス上のトラブル、生活習慣病やがんへの罹患等が大きな 社会的問題になっています。それは一方で、私たち人類が次の未来をどう描くのか、今までの経済的な豊かさ一辺倒でない、異なる次元 の未来を描かなくてはならない、新しい課題へのチャレンジをも意味しています。物理的な豊かさだけでは、必ずしも安定や幸せが得ら れるわけではないことを知りました。
一方で日本国内に目を向けると、日本は世界で最初に最も高齢化した社会を迎えようとしています。私たちはこのような現状をどの ようにとらえ、対応していくのか、その答えを出さねばなりません。それが日本に課せられた使命ではないかと思います。結果としてそ こで得られた知見を共有することで世界への貢献にもつながるものと思います。
日本の短期間の成功ぶり、世界の経済社会における貢献度は、外国に出てみると、改めてその偉大さを実感します。その成功を作り 上げて頂いた我々の諸先輩方への尊敬の念を表さずにはいられません。その諸先輩方をはじめ、患者さまが安心して暮らせる社会、より 健康でいられる社会づくりに私たちは貢献する責務があると思います。また、その結果は必ず世界への貢献にもつながるものと確信して おります。それらの貢献を通し、我々の諸先輩方が作ってきた日本の力強さを更に世界に発信していきたいと思います。

現在のヘルスケア分野は更なるイノベーションを求めています。
ヘルスケアに関する専門家と一般生活者とのコミュニケーションの隔たりは両者ともに憂いているのが現状です。時間・地理的な制約は双方のコミュニケーションにいかんともしがたい隔たりを生み、メンタル不調やうつ病予防の失敗、慢性疾患における高い治療中断率、難治性疾患における不十分なソーシャルサポートなどの原因にもなっています。
本来、一般生活者向けの健康増進や疾病の進展防止への取り組みは、全人的、かつ継続的なアプローチが重要です。健康は、心身が健康であるという事に限らず、社会的な健康という視点も踏まえてホリスティックに捉えるべきものです。
例えば、心が充足した生活を送る社会的健康度の高い人々の病気の罹患率は有意に低いという事が様々な研究から示唆されています。
従って、一般生活者の健康増進を図るには、心の充足に焦点を当てたホリスティックな観点からアプローチせねばなりません。
しかしながら、現在のヘルスケア分野の取り組みは、限定的、短期的な観点からの取り組みが中心になっていると言わざるを得ないのが現状です。
私たちは上記のコミュニケ―ション上の課題を事業機会としてとらえ、アカデミックな知見やノウハウを最大限に生かし、人の行動を科学する力とITの力の組み合わせによって、マーケットに求められる革新的な事業を興してまいります。
その目的を達成するため、人の健康を考えサポートする専門家集団として、これまでに蓄積してきた専門性の高い技術を常に更新し、顧客・パートナー・従業員・アドバイザリー等から幅広く学び、環境変化や顧客ニーズに柔軟に対応してまいります。
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9名
白瀧 康人
代表取締役社長
米国ギャラップ社、株式会社日本LCAにて調査・コンサルティングに携わった後、伊藤忠商 事グループ会社(IML株式会社等)を経て現職
マンチェスター大学大学院卒(マンチェスタービジネススクール MBA)
橋本 空
執行役員本部長/COO大学教員として心理学の研究・教育業務のキャリアを積んだ後、マーケティングリサーチ
会社でのデータ解析業務を経て現職。
研究者として深めてきた専門性をビジネスに生かしたサービス開発、研究支援、データ分析な
どの業務に取り組む。
早稲田大学大学院文学研究科修了
専門:健康心理学 臨床心理学 統計解析
陽 洪志
チーフテクノロジスト
大学でのロボット工学関連の教員を経て、人工知能に関する博士号 取得後、複数社の本邦 IT企業を経て現職
電気通信大学大学院博士後期課程卒
高杉 菜月
Manager Sales & Marketing
児童養護施設でのケアワーカー、ERP系ベンダーでのSalesを経て現職
東京学芸大学教育学部卒
小・中・高第一種免許取得、社会福祉主事取得